2016年1月9日土曜日

無能コンサルのクソ記事・・「意外?大型連休の宿泊料が高い「本当の理由」」

意外?大型連休の宿泊料が高い「本当の理由」
年末年始はもちろん、夏休みや、5月のゴールデンウィークの期間は、観光地の旅館やホテルの宿泊料が通常より何割も高くなっているものです。休める日程が限られている会社員の方にとっては頭の痛い問題かもしれません。

それにしてもいったいなぜ高いのでしょうか。需要と供給の関係で、需要が多い時期は、高くなると簡単に考えがちですが、そうではありません。実は、年末年始やゴールデンウィーク中は、旅館やホテルが「損をしている」のです。
こいつ・・・バカなんじゃないか?この計数感覚・養成コンサルタントの千賀秀信ってやつ、やばいな。

彼の論理によると、大型連休時は需要が多すぎて予約客を断らなければならない機会損失が
発生すると。で、その断った客の人数分の原価分が、機会損失の損失額だと計算できるから、
その分を宿泊客で按分する形で料金を上乗せするという論理。

最初読んだ時意味がわからなすぎて目が点になったわ。なんで泊まれなかった客の原価を
限界利益だとか言っているわけ?それ、泊まっていないんだから費用発生していないよね。
限界利益も何もないんだけど。

しかも、泊まっていない客に対しても人件費や設備などの固定費は発生するとか、いや、だから、
泊まってないんだから、その客に人の工数や設備の稼働が割かれることはないんだってば!

こいつ、費用を固定費と変動費で分ける直接原価計算という手法を間違って使っているよな。
どんな奴が書いているのかプロフィール見たら、あの小保方を排出したバカ大学で有名な
早稲田出身の人だった。あっ・・・(察し)。

まぁ、もうちょっとまともな大半の人が考える「大型連休の宿泊料が高い本当の理由」は、
「機会損失」ではなくて「需要と供給のバランス」によるものだわな。

だってだよ、例えば去年ラーメンでミシュランの一つ星を取った「Japanese Soba Noodles 蔦」が、
めっちゃ人並びまくって全然食べられないらしいけど、これ、食べた客の10倍の人が食べられなかった
からと言って、1250円のラーメンを機会損失分の費用入れて10倍にしますみたいな価格の決め方
したとして客来ると思う?10000円のラーメンとか、客来るわけねーだろ!

もしこれを、機会損失をなくすように値段を付けるとするなら、行列が適正サイズになるような
バランスで値段を上げるという考え方になるよね、ホームラン級のバカ以外が考えるならね。

2000円でも行列ができすぎるなら3000円にしてみて、それでも行列が多すぎるなら4000円にする、
みたいな具合に。株や為替などと同じ市場原理で値段を決めるやり方ですな。

市場原理以上の価格にしたところで、空き室が出ちゃうわけだから、機会損失額とかいう運営側の
事情で値段なんか決められるわけねーだろ。 久々にひどい記事を見たわ。


ちょっと何書いてんのかわかんないです……!!
富澤 たけし
講談社
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