2015年8月8日土曜日

たしかに全く憧れないね・・・「キャビンアテンダントは次の貧困女子?「階層社会」で地に落ちた憧れの職業」

キャビンアテンダントは次の貧困女子?「階層社会」で地に落ちた憧れの職業
キャビンアテンダントのほとんどは契約社員。語学の知識がありデスクワークでも活躍できる人材のはずが、過酷な肉体労働でキラキラからはほど遠い日常。CAと名乗れば「ミーハーなおばかさん」の扱いを受けるか「エリート社員の俺に相応しい相手」とギラギラしたチャラリーマンに寄ってこられるか。「そんな男と合コンするくらいなら、マッサージ受けていたい」と呟いた彼女に私も賛同した。下手な合コン休むに劣る。
言われてみれば、CAとか全く憧れを感じないね。昔はまさに才色兼備で年収1000万もらえる高給職
のイメージがあったけど、今は安月給で不安定な契約社員、しかも不規則な勤務で労働環境は過酷と
全く憧れない職業になってしまった。大企業で総合職をするほうがずっといいだろうね。

この記事やコメントを見ていてへぇってなったのは、そっか、チャラい人しか寄ってこないんだ。
たしかに待遇は昔と違って地に落ちているのに、なんか異性交友が派手そうというイメージだけは
未だにあるなぁ。世間でそういうイメージだけは残っているからチャラい人が来るんだろうね。

なんかかなり残念な職業になってしまったな。あと、最近思うのが、英語ってできてももしかして
給料アップにはならなんじゃない、ということ。なんていうか、英語を使った職業に憧れを持つ女性が
多いことで、「ほら、英語ができる仕事やりたいだろ?」みたいな感じで雇用側に足元を見られて、
結局悪条件でやらされるみたいな、そんな印象を度々感じるんだよね。

KDDIエボルバで英語を使った職業である国際オペレータを不当に解雇した事件とかが前にあった気がする。
ある女性契約社員の戦い-気づけば活動家、非正規の壁に挑む
かつて国際電話の電話交換手というのは「スチュワーデス」のように憧れの職で、見留さんによると観光バスがKDDIの前に来ると「最も高給取りの女性が働いているところです」と紹介したという。だが、そんな時代も携帯電話やインターネットの登場とともに過去のものになった。
会社側は丸井さんと見留さんを最短で6カ月の契約を繰り返す形で何年間も雇用したが、交換手が正社員に登用されることはほとんどなかった。親会社のKDDIの広報担当、荒万里子氏はインタビューの申し入れに対し、電子メールで「質問内容はKDDIエボルバ社における雇用に関するものであり、別の法人であるKDDIではご回答できません」と答えた。
国際電話オペレータが「KDDI株式会社」を提訴
12月24日、KDDIらを提訴
一斉に解雇された国際オペレータの解雇無効、均等待遇などを求めて

 《2010年》12月24日、長年KDDI国際電話センターで働いていた国際オペレータ9名がKDDIを相手に裁判を起こしました。
 原告となった9名は、勤続6年~12年の契約社員。KDD時代を通算すると国際オペレータ歴36年以上のベテランもいます。
 しかし、KDDIは2010年9月30日、国際オペレータ通話の大半のサービスを廃止し、国際オペレータを一斉に切り捨てました。

 KDDIは1998年、国際電話センターを分社化して、子会社KDDIエボルバに委託していました。原告の中には、何の説明もなくKDDIからKDDIエボルバに転籍させられていたオペレータもいます。
非正規切捨てのKDDI、「国際オペレータ通話」廃止 
 「労働者の切捨て」と「国際化に逆行」。沈みゆく日本を象徴するような出来事が国際電話の窓口で起きている。9月末でKDDIを雇い止めになった国際オペレータたちが14日、新宿でauのボイコットを呼びかけた。

 街宣活動を行ったのは、KDDIの100%出資子会社 であるKDDIエボルバで国際電話オペレータとして働いていた非正規労働者の女性たちだ。彼女たちは正社員と均等の待遇を求めて労働組合(KDDIエボルバユニオン)を結成した。2006年のことだ。
そうそう、多分このへんの記事だ。だいぶ前のニュースだから記憶があやふやになっていたけど。
英語をバリバリ駆使した専門職だというのに、非正規雇用のこの有り様だよ。キャビンアテンダントと
全く同じ構図だよね。こういうニュースを見ていたから、なんか英語を使った専門職に対して全く
いいイメージがないのよ。憧れの気持ちを雇用側に利用される搾取職でしかないという印象。