2015年5月24日日曜日

マーケティングの成功事例として取り上げられたマクドナルドのアプリクーポンもすっかり落ちぶれたねぇ・・

マクドナルドの立て直し戦略の一環として刷新されたスマートフォン用アプリが批判続出らしいよ。
「変わる」マック 野菜充実 再起へ新戦略発表 「スマイル0円」も復活
◆新アプリには批判噴出 「使いづらい」「お得感ない」
 信頼回復に取り組む日本マクドナルドが、四月下旬から刷新したスマートフォン用の公式アプリに批判が相次いでいる。同社のアプリは更新前も割引クーポンの入手や店舗検索ができたが、不具合に加えクーポンに使用回数などの制限が加わり、「使いづらくなった」との声もある。二十五日から新メニューの提供で出直す同社だが、逆風下でのスタートとなる。
 同社は刷新したアプリで商品の画像を増やしたり、わかりやすいデザインにした。
 一方で、使用回数を制限したクーポンを加えたり、クーポンの表示時間に制限を付けることも加えた。クーポンを利用するには会員登録が必要になるが、一部でアクセスが集中し、登録できない人が出ている。使用回数が一回限りのクーポンで未使用にもかかわらず、一定の時間が経過しスマホの画面が消えた後にクーポンを再表示できなくなる問題も起きた。
 このため、これまでの利用者から「お得感がない」「前のアプリに戻してほしい」という意見が相次ぐ事態に。ネット上ではアプリの評価欄で「客を遠ざけるためのアプリですか?」「もう行くのやめました」などの批判が出ている。同社は、クーポンの使用制限を緩和するなどの対策を開始。広報は「多くの人に使ってもらえるよう改善していきたい」と話している。
これはひどい・・。なんか全てが裏目に出てるね。落ち目の企業ってどうしてこうなるんだろう。
笑っちゃうのが、これでも昔はビジネススクール(笑)やマーケティングの専門家(笑)たちが、
ワントゥーワンマーケティングの成功事例として、マクドナルドのアプリクーポンを取り上げていた
時代もあったんだよ。
「ネット時代で半歩先いく」マーケティング分析入門 (第2回)

ネット時代でwww半歩先行くwwww。業績の良いときは新しいことをやったらなんでももてはやされて、
頭でっかちの研究者らが、こぞっていい感じの理由付けをしてくれるけど、落ちてしまえば、誰も
そんなことは口にしなくなるんだねぇ。

私の個人的な経験では、紙のクーポンのときはマックを使っていたけど、アプリになってから、
使うのが面倒くさくなっちゃって、遠のいた気がするなぁ。だって個人情報いろいろ入れるの嫌だし、
アプリ入れている人と、入れていない人で差がでてしまうのも、損しているみたいな感じで嫌だし、
データが取れるっていうのは運営側のメリットでしかないんだよ。

まぁ結局「地域別価格」と称した姑息な値上げがトドメとなって、その後はすっかり行かなくなったけど。
今回も懲りずにまた値上げをしたみたいよ。今後もマックの凋落を傍観者として眺めることにするわ。