2015年4月20日月曜日

劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の感想を軽く

前作「神と神」から2年ぶりになる劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が好調な滑り出しらしい。
2日間で約70万人の動員、約10億円の興行収入だとか。
ドラゴンボールZ 復活の「F」、初週2日間で興行収入10億円に迫る! 前作対比140%、最終興収50億円も射程圏内

たしかにドラゴンボールのコンテンツ価値というのはすごいものがあると思う。なんせ、そんなに映画に
行くわけでもない、アナ雪すら観なかった私が、復活のFは観に行くと決めていたくらいだからね。

ということでせっかくなので軽く感想でも。ネットでは一部面白くなかったという意見もあったようだが、
その感想も理解しつつ、個人的には満足のいく出来だったな、普通に面白かったなという感想。

前作「神と神」では鳥山明氏らしいコメディ要素満載の展開だったが、今作「復活のF」では1時間半の
中にできるだけバトル要素を散りばめた、往年のファンへのもてなしが感じられた作りだったと思う。
前作観て「もっとバトルシーン入れろ!」と思った人には満足の行く出来になっていると思う。

面白くなかったという意見の人であったのが、TV版のフリーザ出現時のような悲壮感が感じられなかった
とか、悟空とフリーザが戦っているときに、ビルスたちがパフェを食べていて緊張感がないといった
ものだが、これはそもそも鳥山明氏の作風だと思う。

どっかのクソハリウッド映画と違って、今回脚本を担当したのは鳥山明氏だ。
そして、Dr.スランプや初期のドラゴンボールなどを観てもわかるとおり、元々コメディタッチなのが
彼の作風なのだ。なので、コメディタッチの作風が好きという人、嫌いという人、いろいろいるだろうが、
少なくともどっかのクソハリウッド映画のような原作レイプではないし、原作者が単なる名義貸しではなく、
きちんと話の作りに携わったことがわかる構成になっていたので、私はよかったと思っている。

見どころは・・、
ちょっと印象に残ったのは警察官として働いているクリリンの携帯の着信音がワンピースのOPだったことと、
天津飯の「ヤムチャとチャオズは置いてきた」であっ・・・(察し)となったのと(笑)、
まさかの亀仙人が活躍していたところかねぇ。

あと、いつのまにか天津飯の声、グリリバこと緑川光さんになっていたんだねぇ。調べたら、
元々天津飯の声をやっていた鈴置洋孝(すずおき ひろたか) さん、2006年に亡くなっていたみたい。
wikipedia「鈴置洋孝」

ということで、思い出補正も多分にあるが、私は面白かったと思うし、満足のできる出来だった
というのが結論。なんか先着150万人に冊子がもらえるらしくて、もらえたので、それあとで読んでみよっと。