2015年4月18日土曜日

本物のハッピーセット出すしかないだろww「カサノバ社長に届け、ぼくらのマクドナルド再建プラン」

カサノバ社長に届け、ぼくらのマクドナルド再建プラン
なんだこりゃ?ツイッタータグ「#私の考えるマクドナルド再建」で現在不調のマクドナルド再建プランを
いろいろな人が挙げているみたいだけど、役に立つ提案なんかほとんどなくて、大喜利になっている
じゃないかwww。それに乗っかるなら、やっぱり「本物のハッピーセット」を出せばいいんじゃないか?
アメリカのマクドナルドがヘロイン入り「本物」のハッピーセット売ってて吹いたwww

ちなみに中国は一般の飲食店が本当にそれをやってしまっているらしい・・。中国ヤバイな・・。
中国の飲食店、料理に“違法な粉”を使用で客を中毒に。リピーター獲得のため
『新華網』(2月13日付)によると、アヘンの原料で中毒性のあるケシから取れる果皮の粉末(ケシがら)を、料理に使う飲食店が全国で増えている。昨年9月末以降、上海市、四川省、青海省などでケシがらを食品に混入していた飲食店が次々と摘発されているのだ。火鍋のスープに混ぜたり、麺に練り込んだりする手口で、いずれも顧客を中毒にし、リピーターとして獲得することが目的だった。
(中略)
 顧客を中毒にするために使用されるのはケシがらだけではない。広州市郊外で飲食店を経営する松田尚さん(仮名・42歳)は話す。

「調味料メーカーの営業マンがよく食品添加物を売りに来るんですが、『ひと匙で客が病みつき』というのが決まり文句。噂では、覚せい剤と同様の成分が入っているものもあるらしい(笑)。かつて『肉宝王中王』という依存性の強い食品添加物が中国で問題となったが、それにはベンゼンの元となる成分が含まれていました」

 依存性のある物質が添加された清涼飲料水もある。広州市在住の日系工場勤務・戸田誠さん(仮名・46歳)は話す。

「華南地方でよく飲まれる涼茶(甘い漢方茶)のスタンドが会社の近くにでき、やたら繁盛しているんです。地元の人が従業員に聞いたところ、人気の秘密は依存性のある咳止めシロップとアスパルテームの添加だった。もう怖くて飲めませんよ……」

 依存性の高い違法な食品添加物が蔓延する中、広東省東莞市のメーカー勤務・高島功夫さん(仮名・37歳)は、知らないうちに中毒となり、禁断症状まで現れた。

「近所のローカルコンビニに、カレー味の魚のつみれが売っている。別においしくはないんだけど、不思議と食べたくなるので、毎日出勤と帰宅の際に2回ずつ食べていた。先日、春節休みで日本に1週間帰国していた時のこと。初日から例のつみれが食べたくなって、果ては夢にまで出てくるようになった。中毒症状に陥っていたんでしょうね。何が入っていたのかは謎ですが……」

 中毒性のある食品添加物が蔓延する背景として、「飲食店の同質化」を指摘するのは、トラブル孫悟空の愛称でおなじみ、中国人ジャーナリストの周来友氏だ。

「ケシがらをはじめ、漢方の生薬など依存性のある物質を使った料理は昔からあった。最近、それらがリピーター獲得のために濫用されるようになった背景には物価・人件費高や競争激化のなか、中国の飲食業界が特徴を失い、同質化していることが挙げられる。例えば火鍋店では、スープはどこも業務用の同じ調味料を使っている。調理師を雇って自前でスープを作るより、コストがかからないからです。結果、他と差別化し、リピーターを獲得するため、客を中毒症状にする『魔法の粉』の使用が横行するようになっていった」
wwww。「先日、春節休みで日本に1週間帰国していた時のこと。初日から例のつみれが
食べたくなって、果ては夢にまで出てくるようになった。中毒症状に陥っていたんでしょうね。」 って。


さてさて、私も含め「客は自分のほしいものをイメージ出来ない」ので、マクドナルドにろくな再建案
など提示できないわけだが、マクドナルドの経営側もかなり迷走しているようだ。
ということで、再建案として出しているのは
・選べるメニューなどのメニューの仕組みやクーポンの改善
・店舗環境の改善
・地域に特化した施策が打てるように地区本部制の導入
・店舗の統廃合と人材の再配置
ということだ。これ・・実現できたら本当に行く人増えるのか?そもそもこれ達成できたら行くか?
私は行かないな。だって私が行かなくなった理由って地域別価格とか小賢しい「不誠実な値上げ」
を繰り返したことが理由だもの。世間的には他に、「メニューの撤去」、「60秒キャンペーン」、
「異物混入」などの失策による不信感は大きいだろう。つまり前社長の原田による負債だね。

我々がマクドナルドを前は使っていた価値が何なのかを考えてみると、
・100円マック、400円~500円前後でセットが食べられるなどの手頃な値段
・テリヤキバーガー、ビッグマックなどの結構美味しいバーガーが200円~300円くらいの手頃な値段で食べられた
・ポテトがおいしい
・お金がそんなになくても手軽にちょっと寄って食べられる
・手頃な値段で家族でちょっと寄って安心して過ごせる
とかかねぇ?全部出し切れていない可能性も結構あるが、重複含めて出してみた。

やっぱり全般的にマクドナルドには「手頃さ」を求めていた人が多いんじゃないかなぁと私は思う。
で、マクドナルドは前社長の原田の時代に単価アップ、値上げに走って「手頃さ」を殺してしまったと。
だって最近のバーガーって単品で300円台後半、セットで700円以上とか高いもの。

それやるなら、それまでの成長を支えてきた「手頃さを求める既存の客」を捨てなきゃならないけど、
フレッシュネスバーガーやモスバーガーに来るような「ちょっと高くても品質と居心地の良さを求める客」
を取り込める何かがあるかというと・・ないだろ。この辺、チキン系のバーガーとか食べてみると
わかりやすいけど、品質がぜんぜん違うんだよね。

ということでまとめると、マクドナルドの行くべき道は
・手頃路線に戻る
・高品質路線にシフトし、バンズ、パティなどメニューの素材を一新する
のどちらかになるんじゃないかなぁと思うんだけど、高品質路線は結構キツイんじゃないか?
だって、全世界共通のメニューが多いわけだし、ビッグマックのバンズとパティを変えることは
できないだろ。そうするとモスやフレッシュネスに劣るメニューがメニュー表に並んだままになるから
彼らより「品質が低い」というイメージを変えることはできないし、そもそもその手の客が今の店舗数を
維持できるほどいるとも思えない。

じゃあ「手頃路線に戻る」ってなるけど、離れた客はすぐには戻らないからどのみち厳しいと思う。
だって今も昼マックとか手頃な値段の施策をしているとは聞いているけど、もう私も離れちゃった
客だから、正直あんまり興味ないんだよね。だから内容詳しく知らないし、別にもうマクドナルドが
ない生活に慣れたから、サイゼリアやらはなまるうどん、丸亀製麺、松屋、吉野家とかその辺
使えばいいと思っているし、という感じで、一度離れてしまった「手頃さを求める客」を取り戻すのは
そう簡単なことではないだろうね。異物混入によるイメージ悪化で安心感もないし。

でも時間かかってもやっぱりメニューを手頃にして客を取り戻すしかないと思うなぁ。
あとはツイッター大喜利の中で出ていた「大人のハッピーセット」のアイデアも悪くはないと思う。
別にけいおんグッズでやろうがラブライブ!グッズでやろうが例の紐で話題のダンまちでやろうが
効果は限定的だとは思うのよ。ただ、数打って、離れた客を「もう一度」店舗に来させないと、
元の手頃路線にすら戻ることができない。限定的な効果だとわかった上で、それを数打って束に
するしかないと思う。

ということで、私の再建プランに関する「真面目」な結論は、
・バーガーやセットの値段を手頃な値段に戻す
・特定の属性に刺さる企画を地道に数打って、一度離れた客に「もう一度」来店してもらう
になるね。少なくとも「マクドナルドが考えた再建プラン」よりはましだと私は思っている。