2015年3月27日金曜日

【大塚家具】家具屋姫が昇天せずに創業者の父親を昇天させたらしい

これマジか・・。
<大塚家具>父と娘の対決 久美子社長が勝利 61%賛成
 経営方針をめぐって会長の父と社長の娘が対立している大塚家具の株主総会が27日、東京都内で開かれた。会社側が提出した社長の大塚久美子氏(47)ら10人の取締役の選任を求める議案が賛成多数で可決された。一方、久美子社長の父の大塚勝久会長(71)らを取締役に選任する株主提案は否決され、勝久氏は会長を退いた。委任状争奪戦に発展した父娘の対立は、久美子氏に軍配があがった。
大塚家具に関する前日の報道では、フランスベッド、従業員持株会など28%を父親が固めていて、
外国人投資家など20%を家具屋姫が固めていると聞いていたから、てっきり昇天するのは家具屋姫
の方だと思っていたんだけど、蓋を開けてみたら家具屋姫の圧勝じゃないか・・。何があったんだ?
昨日時点のソースはこれね。
大塚家具持株会“6割会長・4割社長”支持
 大塚家具の株式の約3%を保有する従業員持株会については、会員の35%がどちらを支持するのか意思表示した。このうち、約6割が会長支持、4割が社長支持を表明した。

 会長支持を表明した大塚家具の取引先「フランスベッド」の分もあわせて、会長側はこれまでに28%超を確保したとみられる。一方で、久美子社長側は海外投資ファンドや一族の資産管理会社を合わせて20%超の議決権を確保している。
そうそう、従業員持株会も割れたけど父親の会長が優位だったんだ。ここには書かれていない、
例えば取引銀行やら保険会社とかが家具屋姫に付いたということなのかねぇ?詳細が知りたいね。

朝日新聞が詳細記事を出したみたいね。
「両方とも悪いところが」 大塚家具父娘の泥仕合に株主
 久美子氏の「基礎票」は議決権全体の約20%だった。勝久氏はこれを上回る約25%。自らや親族などで議決権を固めた。従業員の持ち株会の一部や、フランスベッドなどの取引先からも支持を受けた。しかし採決での賛成は、議決権を行使した株主の36%にとどまった。

 勝久氏陣営の担当者は「大株主の金融機関の多くが久美子氏についた」と悔しさをにじませた。

 金融機関からは「率直に言って勝つ方につきたい」との声も漏れた。それでも「株主総会の常識」として、会社提案に反対するには、それだけの理屈が必要だ。だから最終的には金融機関を含め、多くが久美子氏に流れた。
ということで、金融機関は基本的に現体制の会社側に付くので会社の経営を握っている側が
基本的に有利ということのようだ。


ちなみにタイトルの元ネタはこれね・・。
竹取物語『かぐや姫の昇天』の現代語訳 その1
高校で竹取物語の「かぐや姫の昇天」のタイトルに男子どもが激しく反応したことは言うまでもないww。
さらに老齢の古語の先生までもがタイトルに反応して、「ポルノ小説の題名じゃあるまいし・・」と
言ったことを生徒から校長にバラされ、古語の先生が怒られたという逸話がwww。おちゃめな先生だった。


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