2014年12月21日日曜日

元食品業界の人が解説したかまぼこ雑学が面白い。年末のかまぼこが高いのは使っている材料が違うから

年末のかまぼこはなぜ高いのか
かまぼこ屋さんの話・補足
この記事面白いな。表題見た時は、「あーどうせ正月需要のための値上げでしょ?」って思って
スルーしてたんだけど、やけに人気エントリーになっているからちょっと覗いてみたら、
「使っている材料が違うから」と意外な答えが書いてあって、読み進めて行ったらずっと面白かったわ。

詳しくは元記事読んでもらうとして、普段のかまぼこはでんぷんやゲル化剤など混ぜ物が多いのに
対して、年末、正月のかまぼこは、本来の魚のすり身を使っているのでプリプリした食感が全然
違うらしいよ。そしてかまぼこは、魚をすり身にして加工して包装するので、手間が掛かる分魚より
高いのは当然とのこと。なるほどね。

まぁ・・問題は、その正月のおせち料理のかまぼこでもそんなにおいしいとは思えないというところが
「若者のかまぼこ離れ」に至ってしまっているところだと思うのだけどね。この記事でも書いたけど。
だってかまぼこおいしくないもん・・「若者の“かまぼこ離れ”加速 復権へ必死 ワインと合うかまぼこ、「かまぼこ体操」」

追記:おっ、関連エントリーが続々出てきた。
かまぼこ屋の反論
元かまぼこ屋の反論。年末のかまぼこが高いのは便乗値上げだからとのこと。

かまぼこについて本当のことを現役が語るよ
ついに現役25年の人が登場。ただしあんまり大したこと書いていない。もうちょっとなんか書けや。
かまぼこはそもそも値上がりしていないというのとかまぼこはそもそもおいしくないと書いている。
かまぼこがおいしくないのは同意。

元食品業界の人が増田で書くと、現役としては何か書かないとイカンという気持ちになる
この人も現役の食品業界の人。元記事の人に基本的に同意とのこと。おせち商材のかまぼこと
普段売られているかまぼこは全くの別物らしい。

かまぼこ歴史評論家の俺がかまぼこの歴史を書く
なんか評論家まで登場しだしたww。この人は年末のかまぼこが高い理由に関してではなく、
かまぼこの歴史に関して記載している。1975年に関西の中規模メーカーが急速冷凍、急速解凍に
よる味の劣化を最小限にする技術を開発したことを皮切りに、かまぼこバブル、低迷を経て今に
至るという内容。

以上を総合すると、かまぼこの値段はそもそも上がっておらず、おせち用のかまぼこと通常のかまぼこ
ではものが違うというのはほぼ間違いなさそう。つまり最初の人の記載内容が正しいということね。