2014年12月5日金曜日

枕のおすすめやランキングの検索結果が全く意味をなしてなくて困っている

最近長時間寝て起きる度に首が痛くて困っているんだけど、これどうすればいいんだろうね?
そして当然のごとく「枕 おすすめ」とか「枕 ランキング」とかで検索して見るわけだが、その結果が
広告かステマサイトばかり出てきて全く意味をなしていないんだよ・・。一例を挙げておこうか。

例えば上記ワードで検索するとやたらヒットする「六角脳枕」ってのがあるんだけど、調べてみたら、
残念ながらステマだった。下記A8というアフィリエイト広告を取り扱うサイトの画面をキャプチャしてみたが、
つまりこの枕をステマしているサイトから1つ売れるごとに2778円広告収入が入るという仕組みさ。

まぁそもそも、一サイト主が枕のランキングなんて作れるわけないし、それってつまりお前が売りたいもの
ランキングだろってことさ。


さて、この手のステマは置いといて、 有名どころの枕を私は結構試しているので、その感想を簡単に
書いておこう。まずは楽天のランキングでよく登場する王様の抱き枕ってやつ。楽天のランキングこれね。
http://ranking.rakuten.co.jp/weekly/205582/

楽天のランキングもね、当てにならないんだよね。なぜなら操作ができるからよ。結局あのサイトは
広告費を出せる大手が大量露出して売れる数を稼げばランキング上位にいくので、ざっくり言うと
楽天広告費ランキングみたいな状態になっているわけよ。

ちなみに王様の抱き枕使った感想だけど、なんとも言えない。ちょっと抱くにしてはボリューム不足という
のが率直な感想で、これを買うメリットは特にない気がする。


続いて有名どころのテンピュール枕ね。これも試したんだけど、特に寝心地は改善されなかった。
そもそもNASA開発の素材とかで大々的に売りだされたわけだけど、これ、枕のための素材じゃなくて、
衝撃吸収材として開発したものだからね。公式サイトにもよく見りゃ書いてあるけど。
http://jp.tempur.com/about-tempur/about-tempur.html

この枕は、基本的に固めで、鈍くちょっと沈んでいくような感触。衝撃吸収材としては確かに優秀な
素材だと思う。ただこの枕が合うかどうかは人によるんじゃないか?私は合わなかったな。


テンピュールとは対照的な高反発タイプの枕も試してみた。ラテックスという、つまり天然のゴム素材
を使った高反発枕だ。これも1万円以上したんだけど、高さが合わないのか、結局2つに折って使ったり、
起きると首が痛くなるわで、合わなかった。


じゃあ高さが合わないなら、高さをカスタマイズできる商品ってなるじゃん?それもねぇ試したんだよ。
ロフテー枕工房の枕。
http://www.lofty.co.jp/

この枕は、店で頚椎の高さを測ってもらって、適切な高さの枕を作るというもの。このタイプは
他の会社でもいくつかあって、気になったことがある人もいるかもね。結論から言うとこれも合わなかった。

この枕は、左右、上下、中央の5つの部位で構成される枕で、それぞれの高さを変えて頚椎の高さに
あった枕をオーダーメイドで作るというものなんだけど、私が選んだ羽毛の素材が悪いのか、頚椎の
高さを測って作っても、結局頭部が全部沈み込んでしまって首を支える感じにならなかった。

それと、こういうオーダーメイドの店って、結局やっていることは頚椎の高さ測って、それにあった枕を
調整するのと、その枕で30分程度寝てみることができるというのが主な内容なんだけど、30分寝ただけじゃ
本当にその枕が自分に合うかどうかわからないんだよね。だから店で試せても失敗が起きるわけよ。


ということで、1万円超の高額枕によくある低反発、高反発、高さ調整系の枕を買って、いずれも失敗
したというのが私の経験談。高いの買っても枕メーカーにボラれるだけで失敗続きなのがいい加減
嫌になってきた。高い枕を買うメリットなんて全くないじゃないか。


結局いろいろ考えた結果たどり着いた結論は、「極力全部の枕を試すのがベスト」というものだ。
先の私の失敗例で分かる通り、 1万円超のぼったくり枕が自分にフィットする保証はどこにもなく、
店で30分や1時間程度寝てもわからない。じゃあ全部試すほうがよくね?って話だ。

で、この方法はいくつかあることがわかったのでそれを紹介しようかと。


1.ドンキホーテで高級枕のパチもんを根こそぎ買って試す
私が実際に使ったのはこの方法だ。我ながら筋のいい方法だったと思う。別にドンキでなくても
いいのだけど、ドンキ系の店で、高級枕のパチもんみたいのを安く置いてあったりするのよ。
2000円位で。で、私は低反発枕と高反発枕とフワフワ系枕を買って6000円位。全部試したら、
結局低反発系がフィットしたみたい。テンピュール使ってた時は折って使ったりしていたので、
もしかしたら高さが合わなかったのかもねぇ。

2.枕のレンタルサービスを使う
これは後で人に聞いて存在を知った方法。どうやら枕をレンタルしてくれるサービスが存在するらしい。
例えばこことか50種類の枕から3つ選んで、1000円+往復送料で20日まで試せるみたいよ。
楽天市場「枕と眠りのおやすみサービス!」

ということで、パチもんじゃない枕を試したい人はこういうサービスを使うのもよいかもね。
繰り返すが、枕は高いの買っても自分にフィットする保証はどこにもないので、何かしらの形で
大量に自宅で試せる機会を作ったほうが絶対にいいと思う。ネットの評判もステマサイトだらけで
全く役に立たないから。