2014年12月18日木曜日

日本共産党の課題は支持者の高齢化らしい

この記事面白いな。
とある地方公務員が地方国政選挙について書いた
とある地方公務員が日本共産党について書いた

日本共産党っていうと、財源も示さずに消費税反対だの原発反対だの、非現実的なことばかり言っている
万年野党というのが、私の、そして共産党を知らない少なからずの人がイメージだと思うのだけど、
上記記事では共産党のことがいろいろ書かれていて興味深いなと思った。いくつかピックアップしてみようかと。

・共産党は党が中心で地方組織は細胞
あー、これ、そうそう。たしかにみんな同じようなしゃべる方で同じようなこと言っているわ。
他の党の候補や議員と比較すると一目瞭然だと思う。他の党の議員が個を持っているのに対して、
共産党の候補や議員って、ブレない党のポリシーの代弁者であり、使徒であるといった感じ。

・共産党は票がぶれない代わりに無党派層に浸透しておらず、支持者の高齢化が課題
これは読んでてへぇってなったわ。たしかに若い人の共産党への流入経路がちょっと想像できないな。
だから、若い人の流入口としてニコ動の日本共産党チャンネルとかは党として重視すべき部分に
なっているのかも知れないね。共産党委員長の志位和夫議員とか41さんとか言われて、それなりに
一部のユーザーから親しまれている感もあるし。

・共産党議員は福祉の現場経験者も多く、世話好きのおばちゃんも多い
なるほどね。たしかにこの党、福祉のことをかなり言い続けているイメージはあるわ。政策が現実的か
どうかは置いておいて、生活が困窮している人のための政策を掲げている印象があるね。
福祉の現場経験者が多いというのも、党の主張からなんかしっくり来るわ。そういうことだったのか。
財源といった大局的見地からは非現実的なことだったとしても、生活困窮者の実情を踏まえた施策を
一番提案できるのはこの党なのかもねぇ。

・しんぶん赤旗の取材力は最強
これもよく聞くな。たしかに独自の記事が多いし、よく調べていると感じることは度々あるね。
日本共産党はこのしんぶん赤旗が党の収益源なわけだけど、これに関しては、一度入ったら
なかなかやめられないとか、周囲から不快な話を聞いたこともあるし、元記事の人は共産党を
天使のように褒めちぎっているが、そんな側面ばっかりじゃないとは思うけどね。


ということで、面白い内容が多くて読み応えはあった。良記事だと思う。この人の言っている
「共産党は党が中心で地方組織や党員・議員は細胞」というのはすごくそう思うわ。
前にテレビで見た、党本部の取材とかでもそう思ったな。自民党とか豪華な事務所だったと
思うけど、共産党は古い感じの事務所に、学校のようなビジネス机に職員がたくさんいるみたいな、
なんて言うの、すごく地味な感じで、基本的にみんな金持っている感じがしない真面目な感じの人
という印象が強烈に残っている。別にあれ、テレビ用とかじゃなくて、どこで見かけてもあんな感じ
だから、あれはあの党のカラーなんだと思うわ。そういうブレないところはこの党の良さだわな。