2014年12月12日金曜日

へー!「「A氏とB氏が競っている」という表現では先に出てくるA氏が優勢」

瀬戸際の海江田氏、自民に不快感 民主幹部の選挙区に続々大物投入は「嫌がらせ」
   情勢調査では、例えば「A氏とB氏が競っている」という表現の場合、一般的には先に名前が登場するA氏の方がリードしているとされる。民主党の海江田万里代表が出馬している東京1区に関する表現は、こうなっている。
「再選を目指す山田と党代表の海江田が小差で競り合う」(読売)
「山田が自民支持層の7割の支持を固め、会社員、自営業者、主婦層など幅広い支持を得て先行。海江田は民主支持層の8割近くを押さえたが、無党派層などへの広がりを欠き、苦しい戦い」(日経)
「山田氏と海江田氏が激しく競り合っている」(毎日)
   3紙で濃淡の違いがあるものの、自民党の山田美樹氏が先行しているというニュアンスでは共通している。埼玉5区から出馬している枝野幸男幹事長については各紙で判断が割れているが、自民党の牧原秀樹氏との厳しい戦いを強いられているのは間違いない。
へー、これ面白いな。政治記者の間では常識なんだろうけど、知らなかったわ。この東京1区に関しては
いつも激戦だった気がするな。以前は海江田万里氏と当時自民党議員だった与謝野馨氏が激しく
競っている選挙区で、党の人気具合で当落が入れ替わるところだったかと。

今回は自民党山田氏がいずれの新聞でも先に名前が挙がっているということで、山田氏優勢ということか。
ちなみに自民党は民主党大物議員の選挙区に党の重役を次々送り込んでいるみたいね。
枝野氏、自民の大物応援に「いじめだ」
当選7回の枝野氏は、5区で強固な支持基盤を誇る。民主への逆風が吹いた前回衆院選でも、県内で唯一、民主の議席を守った。

 比例復活した自民党の牧原秀樹氏が今回も猛追。自民党本部は、民主海江田代表とともに枝野氏を標的に掲げ、安倍首相を筆頭に菅官房長官、谷垣幹事長、石破地方創生担当相ら幹部を次々に投入してきた。

 枝野氏陣営の幹部は「相手候補と戦っている気がしない。自民党と戦っているようで、まさに巨象とアリ。いじめだ」とあきれる。
これはすごい・・。確かに自民党候補と戦っているというより自民党そのものと戦っている状態だな・・。

あ、そうそう、東日本大震災の福島原発事故の対応で評判を落とした菅直人もどうやらダメっぽい。
「4度目の戦いとなる土屋と菅が激戦を展開」(読売)
「連続当選を狙う土屋がリード。主婦層の支持を広げる。元首相の菅は知名度を生かし、会社員や自営業者の支持拡大を急ぐ」(日経)
「土屋氏がリードし、元首相の菅氏が追う」(毎日)
まぁでも前回の選挙でサクッと当確を決めた野田元首相は多分今回も当選するだろうな。
彼くらいかねぇ、安定した選挙ができそうなのは。