2014年7月12日土曜日

あのジャストシステムも使っている個人情報入手の方法、福生の名簿業者文献社を使う

精度の高い日本語入力・変換ソフトとして定評のあるATOKやワープロソフト一太郎などで有名な
ジャストシステムがベネッセから流出した個人情報を利用していたことがニュースになっていたが、
その個人情報を削除したとのこと。そして、個人情報の入手先が明らかになったようだ。
ジャストシステム:文献社からの顧客データ削除
 ジャストシステムは11日、文献社を通じ購入した顧客情報について「データの入手先に関する確認に不備があり、企業としての道義的責任から全データを削除する」と発表した。同社によると、5月に文献社から約257万3000件のデータを購入した。この際、担当者がデータの入手経路について文献社から十分な回答を得ないまま契約していたことが社内調査で判明したという。
ということで、具体的には東京福生市にある文献社という名簿屋から個人情報を入手していたようだ。
http://www.bunken-sha.com/index.html
HPを見てみると、日本で唯一全国規模のチャイルド&ローティーンに絞ったデータベースを提供と
書いてあるので、今回ジャストシステムが立ち上げた小学生向け通信教育「スマイルゼミ」の
見込み顧客名簿の入手先としては最適解だったというわけか。

なるほどね。今までどうして小学生の頃や中学、高校のときに知らない業者からダイレクトメールが
届いたのか、そして大学生の就職活動のときにMIT(現Aus-be)とかいうシステム開発会社から
やたら宗教じみた会社案内DMが届きまくったのか、極めて疑問だったのだけどようやく謎が解けたよ。