2014年6月19日木曜日

久兵衛とすきやばし次郎の違い

久兵衛の主人が久兵衛とすきやばし次郎の違いについて語っている記事が面白かったのでメモ。
なぜオバマ大統領は、寿司を半分残したか
――おもてなしという点で久兵衛とすきやばし次郎では違いはありますか?

【今田】うちは徹底的にお客様中心主義です。ちょっと高級な店へ行くと常連ばかりが特別扱いを受けるようなところもありますが、うちの場合は真逆。 常連さんも一見さんも分け隔てなくおもてなしします。私が直接体験したわけではないのですが、うちの常連さんが次郎さんに行くと違和感を覚えることがあるらしい。

「好きなものが食べられなかった」「一方的に高圧的に寿司を出された」「酒を飲ませてもらえなかった」なんて聞いたことがあります。だけどそれはスタイルの違いかなと思いますね。次郎さんのスタイルがしっくりくるお客様もきっといらっしゃるのでしょう。値段や店内の雰囲気、シャリの具合やネタの鮮度、職人の腕、そしておもてなし。そういったすべてが寿司のうまさを決めると思っています。これからも妥協せずにうまい寿司をご提供していきたいですね。
久兵衛の主人がすきやばし次郎をさらっとディスってて吹いたww。ただ、すきやばしに関しては
他のソースでも接客に問題があるという口コミや評判を見かけたりするんだよねぇ。
いくつか食べログから抜き出してみると、
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予約するんですけど何やら高圧的。うん。
行ってみたら静かに食せ的な。うん。
カウンターのお客もその雰囲気にしたがっている。うん。
何やら要人から、最近破産でちょっとだけ騒ぎになった某成金野郎みたいなやつまで多々。

店内は清潔感があり、お寿司も美味しいけど「久兵衛」や「すし匠」や「天寿し」などの職人の愛想の良さを少しは見習ってほしいですね。「すきやばし次郎」に行った結論として、同じくらい美味しくてもっと安いお寿司屋さんはいっぱいありますよということです。

もう値段も雰囲気も、食事しようってところじゃなくなりましたね。小野翁の伝統芸能の舞台ですよ。えっ自分の好きなネタを好きなタイミング、順番で食べられないって…それ、寿司屋さんじゃないでしょ。昔の押し売りだって、もう少し口上やコミュニケーションあったでしょ。確かにお寿司自体のデキは文句無しですよ。古風な江戸前の、酢と塩がキツ目のシャリ、金額に糸目つけてないネタ、握りの技術。団十郎の暫の舞台のごとく素晴らしい。素晴らしいからこそ、自分の好きな寿司を追加で食べたくなる。でもそれは出来ない…生殺しですね。
黙々握って、さっさと帰す。まあ大量の来店希望者を考えての苦肉の末の値付けとシステムなんでしょうけど、どう考えてもオモテナシの心はゼロですよ。それでも、ありがたがって来店する人は構いませんけど、あんな寿司屋を日本の文化だと宣伝されては困ります。日本人として…

次郎に足りないのはホスピタリティ。
味さえよければいいだろうって思っている訳ではないと思うけど。
もちろん仕入れや仕込みも心をこめいっさい手抜きがない
最高の仕事しているのは伝わってきます。
でもやはり対客時のサービスやもてなしの心は大事。
トータルでもっと楽しくて満足させてくれる寿司屋はあるし、
どうしてもそちらに足が向いてしまうのはやむをえないかな。
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あっ・・・ちょっと待った・・適当に口コミを見てっただけでもう4つも接客がだめという口コミが
見つかったぞ・・。久兵衛の主人が競合をディスってるというより、すきやばし次郎の接客が悪い
というのは定説というか、周知の事実というか、業界内での常識というレベルなんじゃないか?
ここまでみんな接客に対して同じようなコメントを書いているのにはびっくりしたわ。
そりゃオバマもすきやばし次郎ではなく久兵衛を使うわな・・。