2014年2月15日土曜日

都知事選の田母神陣営の反省を巡ってKAZUYAと水島総&三橋貴明がバトってる・・

2014年東京都知事選に出馬した田母神俊雄氏の選挙にの反省に関して、KAZUYA_CHANNELの
KAZUYA氏と田母神陣営の選対本部長を務めたチャンネル桜社長水島総氏&三橋貴明氏が
バトっているようだ。面倒くさいのでざっくりとだけまとめるのであとは動画見てという感じ。

KAZUYA氏の主張
・田母神氏の選挙なのに水島前に出過ぎ。
・選挙戦略がないように見えた。軍師の不在
・なぜ自民党の支持を取り付けなかったんだ。根回しできてなかったんじゃない?
・演説している人が強い口調でがなりたてていて、内輪には受けるが一般人はドン引きする光景だった
・演説を聞いている支持者もキモい。そうだ!と大声で叫んでいて右翼の集会みたいで一般人ドン引き

三橋氏&水島氏の主張
・そもそも自民党には推薦を断られている。安倍首相には別の候補を立てると直に言われている
・選挙に強いスタッフはいた。政治家の秘書経験者など。選挙コンサルは勝てるところにしかこない
・批判は動画上げたりオープンな場所で言うんじゃなくて直接言え
・戦略・戦術はあった。石原元都知事やたちあがれ日本系の議員たちの支持を取り付け、一般の人に柔らかい印象を与える女性を極力前面で使うようにしたりなどなど
・演説中の支持者からの日の丸掲揚や「そうだ!」などの相槌は控えるようにお願いしていた
・しかし支持者のそういった行為を根絶できなかった点は反省点としてある

という感じかな。両者ともそんなに間違ったことは言っていないんじゃないか?
三橋氏の「批判はオープンな場所でするんじゃなくて直接言え」っていうのだけは違うと思うがな。
これ、言論封殺に聞こえるぞ。

この議論、つまりは外から見たら「演説が右翼集会のような雰囲気になっていて一般人ドン引き」
という点が最大の問題だったわけでしょ。だから外からは戦略がないように見えたと。実際は
選対本部側も気付いていたが止めきれなかったと。外側から見えていた誤解をこうやって動画で
説明する機会を設けたのはよかったんじゃないか。最大の力を持っている自民党の支持に関しては、
得なかったんじゃなくて、そもそも得られなかったからそれを踏まえての最善を尽くしたと。

で、収穫としては
・田母神氏の知名度を上げた(次回以降の選挙にプラスになる)
・田母神氏が泡沫候補ではないことを有権者と同業者に示した(次回以降の選挙で投票先として検討される確率、組織の支持を得られる確率が上がる)
・ネットを使う保守層の票の実数が明らかになった
・演説では右翼集会っぽく見える日の丸掲揚や「そうだ!」などの掛け声がマイナスに働くことを支持者の一部には伝わった
というところかね。

なんか、なんだかんだ言って結構まとめたな。まぁバトルの詳細は下記の動画を見ると良いかと。