2014年1月25日土曜日

「ヤンキースが182億円を払える理由」が面白い

ヤンキースが182億円を払える理由
へー、これ面白い。ヤンキースの収入は4億7100万ドル(約489億円)と2位のレッドソックス3億3600万ドル
(約349億円)をも大きく引き離しているらしい。資金力がダントツというわけだ。ちなみに日本の球団
の収入はどうなのかというと巨人ですら200億円程度。2010年のデータでこんな感じ。
http://globe.asahi.com/feature/110904/03_1.html

ちなみにヤンキースはその内チケット収入が2億9500万ドル(約306億円)もあるみたい。
テレビ放映権とかの収入が多いから日本と予算規模が違うのかと思ったら、そもそもチケット収入
だけで巨人の総売上を超えるくらいあるのか。年間観客数358万人って書いてあるけど、つまり
チケット代と1試合の観客数はそれぞれどれくらいだ? あれ、ヤンキースのチケットの平均価格が
8500円って出たぞ。そもそも野球のチケットが日本より高い?日本だと内野指定席で4000円位、
外野自由席で2000円前後だったと思うけど、ヤンキースはどうなんだろう?
http://newyork.yankees.mlb.com/nyy/ballpark/seating_pricing.jsp
うわっ、席が細分化されすぎていてわかりにくい・・。安い席は15ドルから20ドルくらいなので、
日本とそんなに変わらなそうだけど、高い部類の席は確かに多そうな感じ。
あ~、この358万人ってヤンキーススタジアムの年間観客動員数か。つまりヤンキースの全試合の
半分がホームゲームということで、チケット総収入の半分を観客数で割れば4200円前後になるから
辻褄が合うな。チケット料金自体は日本よりちょっと高いくらいということだな。

ヤンキーススタジアムの収容人数は50291人みたい。
Yankee Stadium sea of blue - empty seats - at game time
東京ドームの収容人数が55000人だから、球場の大きさはそんなに違わないな。
358万人を5万人のスタジアムが捌くには72試合必要ということで、MLBの総試合数162試合の
半分がホームゲームと考えれば辻褄が合うな。つまりほとんどの試合を定員一杯近く呼べる
人気球団というわけか。

なるほど、日本野球界と大リーグでなんでこんなに年俸にかけられる予算が違うのか疑問に
思っていたけど、突き詰めれば単純に観客動員数がぜんぜん違うということなのね。よくわかった。

ちなみにマー君に関しての記事では同じサイトのこの記事も面白かった。
マー君獲得 ヤンキーススカウトの舞台裏
彼、ランナーを背負った勝負どころでは急速が157キロも出ているらしくて、球団スカウトの評価も
非常に高かったみたい。日本記録に並ぶレベルの豪速球ピッチャーだったのか、マー君。
ヤンキースは井川獲得のときの失敗があるので、マー君の負けた試合のビデオを集めて、リスクを
検討していたなんて話も興味深い。