2013年11月4日月曜日

相変わらず演説がうまいな「小泉元首相が原発について語る」

小泉元首相、安倍首相らの「原発ゼロは無責任」に反論 講演内容詳細【争点:エネルギー】
久々に小泉元首相の講演を見たら、相変わらずうまいなと思った。
「郵政民営化に賛成か、反対か?」に代表されるような短いセンテンスでわかりやすいメッセージを
発するのと、ヒトラーとかもそうだけど、強調すべきところで手をピシっと広げてメリハリをつけるところとか、
演説のお手本にすべき要素がかなりあると思う。貴重な映像。


あと、これ見てて思ったけど、原発反対が胡散臭いのは、胡散臭い連中が反対しているからなので
あって、そうでない人が主張すればそれなりに説得力を持つのかもしれないかなぁとも思った。

だって今まで反対してたのって、選挙落ちがほぼ確定している民主党の残党ばかりが集まった
未来の党とか、未来の党を選挙後に乗っ取るという虫酸が走るようなことをやったオワコン政治家
小沢一郎とか、天皇に手紙を渡して政治利用しようとした山本太郎とか、どこの国の味方なのか
わからない議員どもとかそんなのばっかじゃん。こいつらの言うことなんて信用できるわけ無いだろ。

まぁただ、小泉さんがいうように、たしかに
・政治家で原発の専門知識を持っている人はほとんどいないから、実は専門家のいいなりになっている
・原発をゼロにするかしないか、方針を決めるのが政治家。舵を切ればその方向に技術は進歩する
・放射性廃棄物の最終処分場という未だ引き取り手のないものにお金を使うより夢のあることに使うべき
というのは説得力があるなぁとは思う。結局原子力は安全でコストが安いという、特にコストが安い
というのが原発推進派の主張なわけだけど、それだって実は政治家も我々も本当なのかわかって
いないわけだよね。

とりあえず胡散臭い奴らが原発反対とかやらないほうが原発反対のイメージにはよかったかもねぇ。